1.I C T 教育の必要性
新学習指導要領では、小学校においてプログラミング教育が必修化されるなど、情報活用能力が言語能力等と同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置付けられるとともに、学校においてICT環境を整え、それを適切に活用した学習活動の充実を図ることが明記されています。
このため、本校では、新学習指導要領を踏まえ、教員がICT教育機器を活用した授業を行い、児童生徒の学力向上を図れるよう、ICT機器を授業でいつでも利用できる環境の整備を進めています。
2.I C T 環境
教室環境
小学部には各教室に大型テレビ、中学部にはプロジェクターが設置されています。大型テレビやプロジェクターに投影することで板書の時間を短縮したり、図や表を拡大して説明できたりするなど、授業の効果が非常にアップしています。また、デジタル教材(教科書)も活用し、音声や動画などを使うことで、学習の理解をさらに深めます。
|
|
Wi-Fi環境
全校舎内にはWi-Fiが完備されており、学習用端末で世界中の情報にアクセス可能です。インターネットやパソコンを利用する授業のために、従来のようにコンピューター室へ移動する必要はありません。普通教室にいながら学習用端末を利用して、ICTでサポートされた授業を受けることができます。
3. 学習用端末
導入
2021年度4⽉から、全校児童生徒に一人一台の学習用端末を導⼊し、ICT教育の充実を図っています。教員の端末の内容は⼤型テレビ、プロジェクターに投影されます。
|
|
学習用端末を使用した教育実践
本校ではICT を積極的に活用してさまざまな実践を行っており、その成果を日々追求しています。 ICT を活用した教育活動を通じて児童生徒の創造性を育むため、個別最適化を実現することを実践の目標としています。
|
|
4. 授業実践
体育 × ICT
陸上のスタートのフォームなどを確認。自分の動きを即座に確認できるため、先生のアドバイスをより理解します。
総合 × ICT
生徒が自ら作成した資料を学習用端末を通して画面を表示し、プレゼンテーションを効果的に行います。
クラブ活動 × ICT
小学部のコンピュータクラブでは「Scratch」などのプログラミングツールを使用し、プログラミングの基礎を学習しています。