教育
小・中併設
特色ある教育課程
日常の中の特色ある教育活動
本校は、同一敷地内に小学部・中学部を併せ持つ在外教育施設です。また、タイ国私立学校法に基づくタイの私立学校でありながら、タイ教育省から日本の文部科学省が定める「学習指導要領」に準じて教育課程を編成することが許されています。

1. 土曜登校日

年間9回程度の全校児童・生徒を対象とした登校日を設定し、授業時間を十分確保しています。
これにあわせて授業参観を行う学年もあります。

2. 小中併設を生かした指導

英会話

英会話の授業においては、NET(Native English Teacher)を中心に、小学部1年生~4年生まではTT(Team Teaching)方式で指導し、小学部5年~中学部3年生までは、習熟度別学習を実施しています。児童生徒の能力を更に高められるように授業内容を工夫しています。

専科教員の配置

本校では、小学1年生から音楽専科教員を配置するほか、理科・図画工作科等でも高学年から専科教員を配置しています。

また、TT(Team Teaching)や少人数指導を効果的に導入して、きめ細かな指導の充実を図っています。

教科担任制

国語科、算数科以外の教科(シラチャ校は社会科も除く)では、教科担任制を導入して、より専門的な学習指導を展開しています。中学校での学習へ円滑に接続できるようにし、小中一貫して学力向上ができるようにしています。


3. 海外(タイ)ならではの指導

日本語力の保持・向上
 

朝学習の時間を使った漢字やことばのきまり、言語事項の復習や作文等表現力の指導や、「朝読書」を設定し、本に親しみ、すすんで読書に取り組む態度を養っています。図書館や学級文庫には多くの蔵書があり、子供たちはいろいろなジャンルの読書を集中して行っています。

水泳指導・体力づくり

常夏の気候を生かし、1年を通して水泳授業を実施しています。担当する教員と水泳コーチが一緒に指導することで、本校の子供たちに高い泳力を養うことを目指しています。その泳力を試す場として、小学部5年生では、臨海学校で遠泳を行います。

また、体力づくりの一環としてスポーツ大会を開催するなど、工夫を凝らした取組を行っています。

タイに住む良さを生かした学習の展開

小学部1、2年生の生活科の授業、また3年生以上の総合的な学習の時間や社会科の学習においては、タイ国の歴史や自然・文化、タイ進出の日本企業等の良さを最大限に生かせるような学習を展開しています。それぞれが設定した課題を、生の情報にふれながら追究することができるので、より深い問題解決学習ができます。

また、現地心身障害乳幼児施設等へのボランティア活動に全校あげて取り組んでおり、タイ国理解にもつながっています。